ギズモジャがいるにもかかわらず、どうしてエルナルが新入りとして迎えられたのか…。来るまでの間、同居人がどのような行動を取っていたのか…。そのことをここでお話ししたいと思います。
ギズモジャと暮らし始めて、何年か過ぎたとき、気持ちにも余裕がでてきました。
いや、余裕というより「麻痺」かもしれません。途中途中で、仔猫を預かったりしていて、もう1匹増えるくらいなら大丈夫かなと思い込みはじめていました。
増やすなら、ギズモジャたちの順応性があるうちに…と思っていたのですが、我が家には、最強の裁判官がいます。---そうです、バーバです。バーバが「NO」と言えば、新入りを迎え入れることなどできないのです。
バーバにそれとなく「増やしたい」旨を伝えると、当然の如く「NO」でした。ただでさえ、デブネコ2匹がドスドスと走り、暴れてるのに、これ以上増えたら、本当に家が壊れるということでした。
でも、そんなことで諦めるわたしではありません(笑)
野望を胸に抱きつつ、チャンスを見計らっていました。
野望を抱きつつも、年月だけがムダに過ぎ、ギズモジャたちは9歳。猫だけではないと思いますが、トシを取ればとるだけ順応性も欠けてくるし、ガンコになってきます。これ以上、歳を重ねた状態での新入りは、ギズモジャにも負担が増えることは解っていました。---今年が最後のチャンスだと。
当家の裁判官が病気で他界し、親族一同、悲しみに暮れているときに、ジージがわたしを同情して言った一言。
「猫、飼ってもいいぞ」
しっかりと耳に入ったので、聞き返すことなどしません。聞き返したら「やっぱダメ」って言われそうだったし。予想外のところからお許しがでたのをいいことに、新入り探しが始まるのです。
新入りは、絶対にアメショーと決めていました。それも、ピンクの肉球の猫がいい!
となると、一般的なカラーであるシルバータビーは除外になります。シルバータビーの肉球色は、こげ茶だからね。自他共に認める、肉球フェチとしては、ピンクの肉球はアコガレなのよ(笑)
わたしは以前から、ムツゴロウさんのところにいたアメショーのレッドタビーが気になっていました。初めてあのカラーのアメショーを見たときに「いつかきっと…」と思っていたのです。偶然にも、レッドタビーであれば肉球はピンク。
その辺のペットショップを探すより、ネットで情報収集しました。希望としたら、ペットショップより、ブリーダーさんのところから購入したいと思って、探しまくりました。でも、なかなかいない…ついでに、男の子希望だったので更に範囲は狭まっていました。
このまま見つからないのかしらと思ったときに、レッドタビー・カメオタビーのいるブリーダーさんを発見。イチかバチかでメールをしてみました。
そのブリーダーさんは、カメオ・レッドのアメショーをブリーディングしていました。
すぐにお返事をくださって、現在はいないけど、9月に出産する猫ちゃんがいるとのことで、生まれたら連絡をくださるとのこと。
9月の下旬になって、4匹生まれたという知らせをメールで頂いたとき、自分の事のようにはしゃぎ喜びました。その後もメールでやりとりをし、赤ちゃんニャンコの成長していく姿を写真におさめて送ってくださったり、わたしの素人丸出しの質問にも丁寧に答えてくださったりで、たくさんお世話になりました。わたしは、本当にいいブリーダーさんに会ったなぁと思いました。
実は、仔猫探しを始めているうちに、わたしの感覚は更にマヒしていました。
探し始めたときは、1匹を迎え入れるつもりだったのですが、途中から毎度おなじみのノーテンキが顔を出し「1匹だけちっこいのっつーのは、可哀想だな。ギズモジャたちデカいし…まぁ、3匹も4匹もかわらんだろ。どーにかなるさ」---そんなことで、ブリーダーさんに出逢ったときは既に2匹の新入りを探していたのです。
ブリーダーさんのところで生まれた子達、4匹中2匹が男の子でした。この知らせを受ける前に、1匹のレッドタビーの男の子を譲ってくださる話を別のブリーダーさんから頂いていて、かなり悩んだのですが、兄弟一緒のほうが心強いかなと判断し、2匹の兄弟猫を譲り受けることを決めたのです。
それからというもの、名前をどうしようかと悩んだり、子猫用のフードを買い込んだりして、我が家にやってくる日を待ち焦がれたのです。
名前は、1匹にはどうしても「ナルト」と名付けたかったので、それで決まり。---どうしてナルトかって?毛色とアメショーのうずまき模様から連想していたら、なんとなく音の響きがツボにハマっちゃったのさ(笑)
1匹が「ナルト」という名前に決めて、それからもう1匹の名付けを考えました。2匹を呼ぶときに、呼びやすく「あ段(ナルト)」「い段(ギズモ)」「お段(モジャ)」以外で始まる名前…更に、赤系統を連想させる名前…と、ウンウン唸りながら悩み、決めたのが「エルモ」です。ちょうど真ん中が「ル」で言いやすいし、「え段」だし。
こうして名前も決まり、ついにエルナルが我が家に来る前日です。
何も知らされていないギズモジャたちの反応は、どうなるのでしょうか。…まぁ、想像は大方つきますが(笑)
期待と不安が入り混じった気持ちで、当日を迎えることにします。